開業して3年ほど経ちますと、周りを見る余裕もできます。
何かしら見直しや・新メニュー・ブランド等、次のステージへのステップアップを
考える方も多いかと思います。
デザインをご依頼いただくきっかけは、開業時以外に事業を拡大されるタイミングも多いです。
「そろそろ、ちゃんとした販促ツールをプロにお願いして作りたい」
といった理由でご依頼いただくことがあります。
しかし、なぜコストをかけてまで“ちゃんとプロに依頼する”必要があるのでしょうか。
例えば、同じ陳列棚に無名ブランドの商品が並んでいたとします。
ほとんどが、既成品の袋に手作りシールのロゴが貼ってある商品で、
その中にオリジナルデザインの華やかなパッケージの商品があるとします。
値段や詳細を見ても大差はなさそうです。
あなたが手に取って購入するのはどちらの商品ですか?
手作りの素朴さが好きという方もいらっしゃるでしょうが、
値段や中身に大差がない場合はそうでしょうか。
商品のコンセプトに沿ったオリジナルデザインのパッケージの方に
信頼感や魅力を感じる方が多いのではないでしょうか。
以前、開催したデザインセミナーの事例紹介で、
クライアントのエステサロンさんのHPを見ていただいた時に、
「いいお値段しそうね。普段通うというより、特別な時に行くエステといった感じね」
という声がありました。
確かに、少し高い価格帯で提供されているサロンでした。
消費者側はこうやって日々、見た目からも価値を判断し取捨選択していきます。
値引きはすぐに行えますが、肝心の値上げのタイミングはなかなか難しいものです。
その場合、デザインで価値を上げるという方法があることも、覚えておいてください!